ボッシェンダル
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  ボッシェンダル Boschendal

「330年もの歴史を誇る南アフリカの伝統的ワイナリー」

ボッシェンダルは、“Bossendaal (Wood and Dale = 森と谷)”という言葉の通り、山間に位置する、新世界で最も古くから存在するワイナリーの一つです。
ボッシェンダルは1685年、フランスのユグノー教徒で、国内における宗教的迫害から逃れてきたジャン・ル・ロンによって始まりました。その後、300年以上にわたり、多くのオーナーがこの地でワイン造りを行います。2005年よりDGB社がオーナーとなり、この肥沃な土地の統制と管理を引き継ぎ、世界で最も偉大なエステートの一つとして、ボッシェンダルの土地を確かなものにしています。ボッシェンダルはDGB社が多く抱えるブランドの中で最もプレミアムなワインブランドです。
ボッシェンダルワインの味わいを一言で表すと「クラシック&エレガント」。伝統的なぶどう栽培を行い、流行にとらわれることなく、常にフランスを中心とした旧世界で造られるようなエレガントな味わいを追及しています。一方で、新世界という括りに位置するボッシェンダルにとって、ワインメーキングに関しては近代化の波に乗り遅れないことも大変重要であり、ワインメーカーがこの南アフリカというユニークな地方色と、昔から伝わる伝統的製法、双方の魅力を最大限生かしたワインを造るために、セラーに最先端の技術や設備を導入しています。
温度管理、湿度管理ともに行き届いた樽熟成用のセラーでは、ワインはフレンチオークの樽の中で静かに熟成していきます。セラーは4つの小部屋に分かれており、それぞれが異なった温度、湿度で管理されています。
このため、ワインメーカーは、ぶどう栽培のみならず、樽熟成においても「マイクロクライメット」を駆使することができるのです。
最新の設備があるからといって、セラーマスターの伝統的な技術がないがしろにされるわけではありません。世界品質の維持のため、常に最新鋭の設備導入に精力を注ぎながらも、ヨーロッパの長い歴史と伝統が培ったワインメーキングの「あり方」を忘れてはならないのです。
ボッシェンダルのワインメーキングは、常に挑戦を必要とする「科学」であると同時に、旧世界と新世界の良さが入り混じった、「時が成せる芸術」なのです。