“ZONIN1821社”は1821年の創立以来200年にわたり家族経営を続けています。現在は7代目社長のドメニコ・ゾーニン と2人の兄弟フランチェスコ、ミケーレが副社長として指揮をとり、北はピエモンテ州から南はシチーリア州まで7州にわたり、2,000ha、10ヵ所の個性豊かで優れたエステートを所有し、世界100ヵ国以上に出荷しています。またアメリカ (ヴァージニア州)とチリ(マイポ・ヴァレー)にもぶどう畑とワイナリーを所有してワイン造りを行なっています。
世界中のプロセッコの主要ブランドの中でも、すでにゾーニンのプロセッコは高く評価されていますが、 近年ではスティルワインの高い品質が認められています。特にフラッグシップワインである 「アマローネ・デラ・ヴァルポリチェッラ」は、インターナショナル・ワイン・チャレンジ2018にて、 3つトロフィーを獲得したことで、ゾーニン社はさらに世界の注目を集めています。
ゾーニン プロセッコDOC スペシャル・キュヴェ ミレジマートは、ほんのりとした甘みがあり、 絶妙なバランスと飲み口の良いフレッシュなスタイルが特徴です。その味わいの秘密は独自の製法にあります。 収穫した最良のぶどうでベースワイン(1次発酵したワイン) を造り、専用の大型タンクにて0℃で保存。 別建てでモスト(糖度を高めた発酵前のぶどうジュース)を用意し、同様に0℃で保存します。 オーダーが入るとこのベースワイン、モスト、酵母と糖分をブレンドし、 シャルマ方式(タンク内2次発酵)にて5気圧で仕上げます。モストを加えるのはフレッシュさを際立たせる為で、 持続性のある泡とフレッシュでコクのある味に仕上がります。
オーダーから出荷までの数週間でプロセッコを仕上げる為、 常にフレッシュな味わいのプロセッコをお届けできます。 一般的には製造後出荷まで期間が空くので、プロセッコの特長である 「フレッシュさ」に欠ける味わいとなる傾向があります。